--  お知らせ2019 --



新年おめでとうございます。
今年も皆様にとり豊かで良い年になりますように。

【  最近の授業から(中学生 数学・英語・理科、高校生) 】  2019年1月2日

高校生は、12月の期末テスト後その復習をし、冬休みの学校からの課題へと移っています。


中学3年生は、受験対策用の教材を進めています。10月頃に比べるとかなりできるようになりました。


中学生1年生と2年生は、冬休みに入るまでは、学校の授業に合わせて、英語と数学の教科書の予習中心に進めました。
1年生は予習にフォニクスの練習を取り入れました。新出単語も発音記号を手がかりに読めるようになりました。


冬休みに入ってからは、英語は塾の英文法問題集で文法の復習をしています。単元ごとにチェックテストをして、つまずいているところを確認して、それから関連した内容を復習しています。

英語の文法学習はともすると目で見て覚えるろうあ者の学習のようになりがちです。言語能力は構音と発声が土台になって形成されます。

健常者のリスニング能力は発話する際の構音能力が支えているという研究もあります。( 日本教育心理学会の機関誌『教育心理学研究』の、編集長を長らくされていた、京大教授[元]の御持論でした。)

そのようなことも考慮して、1年生と2年生は、発話する中で文法規則を活用できるように練習しています。


理科は、1年生と2年生ともに、光や電流の分野です。第2分野に比べてわかりずらい点もあります。塾備え付けの補助教材を使用して、学校で冬休み前に学習した範囲を復習しています。

光は作図をしっかりと練習しています。電流と磁界については、手を補助に使って考える方法を練習しています。


理科と社会の授業では、予想しないような質問が出ることがあります。数年前に、なぜ1ニュートン=100グラムなのか、と質問した生徒さんがいました。
重力加速度が毎秒9.8メートルだということから説明しました。

今回は、熱と力と電力の単位がなぜみんなジュールなのか、という質問が出ました。少しばかりめんくらいましたが、日本版ウィキペディア英語版の記事をその場で検索して、それを参考に説明しました。

高校で物理を選択してからでないと難しい内容でしたが、図と写真もありましたので、学習の動機づけになればとプリントアウトしてお渡ししました。


数学は、1年生と2年生ともに、まずは各々の生徒さんのご希望内容の復習をしました。それから、方程式や比例式の文章問題を中心に復習しています。

テーマは、『問題文の内容を、そのまま数学の言葉で書いてみる』と、『教科書の補助図にこだわらずに、よりわかりやすい補助図を工夫する』です。


また、高崎市で5年ほど前から採用している教科書には、最初の方にお薦めのノートの取り方が書かれています。そこには『誤りは、消さずに残しておこう。また、なぜ間違えたのかや要点を書きとめておこう』と書いてあります。『図は大きくていねいにかこう』ともあります。

学友舎では一貫してそう指導してきましたが、教科書にも書かれたことで、指導しやすくなりました。ノーベル賞級の科学者の方々は、かなり前から、そのように主張されていましたが、誤りを消さないことに反発する生徒さんも多く、以前は苦労しました。


冬休みは期間も短いですので、中学生は以上の教科中心になります。高校生は、学校からの宿題についての質問中心になります。