-- お知らせ2021 -- 学友舎高崎(学友舎 lab)
甲南大学 前田多章准教授
PubMed Central
受験勉強と睡眠時間
( 慢性的睡眠不足は、新傾向問題で得点を下げます ) 2021年1月22日
夜遅くまでの授業が売りの塾も見受けますが、試験前の長期間の慢性的睡眠不足にご注意ください。
慢性睡眠不足は、ご本人の自覚がないままに、認知能力に影響します。週3日ほどでも引き続くと慢性的睡眠不足になりやすくなります。
最近の試験問題は、基礎的な問題でも、考えて判断する力を試すように作成されています。慢性的睡眠不足は思考力から弱めます。
単純な暗記問題に影響するのは、かなり進行してからです。
心理学・生理学で研究されてきました。以前、少し調べてみました。
睡眠と学習の関係について調べ始めました
睡眠と学習について、甲南大学知能情報学部と兵庫県リハビリテーションセ
ンター・子供の睡眠と発達医療センターへのリンクをつけくわえました
試験前の数日以外は、遅くとも12時前には就寝することをお勧めします。
試験直前の数日の睡眠不足は、ほぼ全員がなりますから、特にハンディはありません。当日は、日頃よりかなり緊張して頭もさえますから、直前数日の睡眠不足はあまり気になさらなくても大丈夫です。
皆さんお若いとはいえ、7時間は就寝時間をとってください。インフルエンザやコロナウイルス対策にもなります。