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【中学1・2年生 冬休みの宿題(学校ワーク)の上手な進め方】  2017年12月30日

現在、学校からの宿題も授業でしています。1年生は学年別の冬休み用ワーク、2年生は受験対策用の1年から3年までの内容が載せられたワークです。

いずれも、国語以外は、基礎の確認→A(標準)問題→B(発展)問題が順に載せられています。


1年生の学年別冬休みワークは、B問題にもむやみに難しい問題が少なくなっているようです。
また、2年生の受験対策用ワークは数種類ありますが、同じような傾向のようです。


塾生の皆さんにおまかせすると、各単元とも、基礎の確認→A(標準)問題→B(発展)問題の順に総当たりすることがほとんどです。

できるかぎりたくさん身につけるためのやり方はこうです。
まず、宿題の範囲の基礎の確認ページをひととおりする。
次に、最初にもどって、基礎の確認を復習しながら、A(標準)問題を通しでする。
最後に、また最初にもどって、B(発展)問題を解答集のヒントや解説を参考にしてできる限りする。これが効果的です。

別冊の解答を書き込む冊子がついているときも、問題集のチェック欄にできなかった問題はチェックしておきましょう。
日をあけて、3回くらいくりかえすと確実に身につきます。


なお、B問題の難問は、実際の入試でもできる人はあまりいません。1年生と2年生の時にこだわりすぎると(時間をかけすぎると)、充実感は得られますが、テストの成績は下がります。できなくても当然くらいに考えておきましょう

成績を上げるためには、基礎の確認とA(標準)問題を繰り返し復習して身につけることが、遠回りのように見えて、最短の方法です。


1回だけでマスターする人は例外です。夏休みに読んだ生理学の話ですが、人間を含めて生物は、1回だけしか遭遇しないことは忘れるように、遺伝子レベルで設計されているようです。

学友舎で取り組む際は、以上のように進めています。