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【私立高推薦・公立高前期進学時の入学までの学習の留意点 ・・大学等進学を
 めざして、中学の二の舞(にのまい)を避けるには・・・    2017年12月17日

私立高校推薦入試は1月の初め、公立高校前期試験は2月の初め、公立後期は3月に試験があります。試験が終わるとほっとして、のんびりすごすことが通例です。
いずれの試験も合格すると、3月に各高校から入学前の学習課題(宿題)が指示されますが、合格すると嬉しくてほっとして、勉強はほとんどしなくなります。

特に私立推薦入試は、推薦されればほとんど合格しますから、高校から宿題が出されたり入学して授業が始まるまでに、学習の「空白期間」が生じます。


公立の場合は、前期試験で合格する生徒さんたちは、後期試験で合格する人たちよりも全体的に学力が高めです。また、2月中旬の合格発表までは勉強することが通例ですから、後期試験受験者と比べて半月ほどの「空白期間」は特に問題になりません。

また、私立併願組の生徒さんたちの多くは、3月初めの公立志望校入試まで、必死に勉強します。
推薦入試に合格してうれしくてのんびりと過ごした人たちと、併願で公立入試まで必死に勉強した人たちとの学力差は開きます。


それに加えて、公立併願組の生徒さんは、私立高校に入学した場合、学力が高いクラスに編入されます。入学までの宿題も、公立高校の場合は全員同じですが、私立高校の場合は学力コースごとに違います。

そんなこんなで入学時点で学力差が開きます。最近の私立高校の教材は、標準的なクラスでも簡単なものは使用しません。いきおい入学後についていけなくなります。


塾で見聞きしていると、進学後、1学期から長い人では1年くらいのんびりと過ごす人が多いです。それでわからなくなり、また塾へ通い始める事がよくあります。

大学や専門学校へ進学を希望している方は、合格した後ものんびりしすぎないようにしましょう。
学友舎は、入学前の高校からの宿題にも対応しています。もちろん、持ち込み教材はOKです。