【運動と学習についての最近の脳生理学的研究から】
       ( 宣伝だおれシリーズ その 1 )            2017年12月25日

世の中には「文武両道」というモットーを掲げて、運動部に入ることを推奨する進学校もあります。運動すると勉強ができるようになるのか少しばかり調べてみました。

ひさしぶりにこんなのを調べています。お正月には本編を載せます。


この話題については、実は、今年の6月から自分を被験者にして『実験』してきました。
ほぼ毎日、かなりきつい有酸素運動と筋トレをしてみました。その結果、体形は20年ほど若返り、こころは青春かもしれません。

運動すると、確かに頭もさえます(筑波大学の研究)
文献によれば、運動すると脳細胞の学習に関連したいくつものDNAが活性化します。
ただし、その人にとって運動がきつすぎると、学習したことを記憶に定着させるための遺伝子の活性化は、阻害されるようです。学習して理解しても記憶に残らなくなります。

当然ですが運動だけでは頭はさえません。また、いくら運動しても余暇の時間の過ごし方が影響します。
ネットは、単純な運動の効果をたたえる紹介記事であふれていますが、研究の流れは、考えながらする運動へと移りつつあります。

科学論文は、毎日の生活の中で、たくさんの人がうすうす気づいていて語らないことを、あからさまに語るので、清涼飲料のようです。