-- お知らせ2015 --
最近の授業から
(中学理科 余談 理想状態 動摩擦 バイオフォトン) (2015年6月16日)
「力と運動とエネルギー」の学習中で、動摩擦係数と静摩擦係数について簡単に説明しました。
中学の授業ではこの区別に触れないことが多く、摩擦を静摩擦ととらえて話がこんがらがることが良くあります。
実験と理論における理想状態と実在状態についてごく簡単にふれました。
生徒さんの認知スタイルには個性があります。
理想状態での単純化された論議に何の疑問も抱かない中学生もいます。
一方、そこで捨象された要因を、あくまでも含めて、現実世界のあり方として、理解しようとする中学生もいます。
(学校の成績にはあまり関係ありません)
後者の場合、理想状態と実在状態について説明がないと、理科の実験と法則が嘘くさく感じられて、学習が進まなかったり、教科として嫌いになることがあります。
それにしても、なぜ、この点の区別を中学校ではあまり取り上げないのでしょうか?
魔法瓶の仕組みの項で、熱伝導と熱放射を防ぐための工夫が出てきます。
熱放射を防ぐための鏡面化に関連して、熱放射は電磁波であることを簡単に話題にしました。
余談としてバイオフォトンについて簡単に紹介しました。
(当然ですが、リンク先のように詳しくはありません) (2015年6月16日)