-- お知らせ2015 --
最近の授業からいくつか ( 中学生 理科・社会・英語 小学生算数)
理科 水の電気分解の学習の際に、「水のイオン積」についてごく簡単に話題としました。
高校で学習する内容ですので、計算問題まではしていません。
元素記号の豆テスト対策として、覚える練習に際して、声を出した方が良いところと出さない方が良いところがあります。
実演しました。
炭酸水素ナトリウムと炭酸ナトリウムの化学式については、ゴロ暗を利用しました。
社会 地理・歴史ともに「場所法」を活用した暗記練習をしました。
用語と人名・地名を書き取りして記憶するのではなく、まずは言語音として記憶した方がテストで点が取れることについて、群馬県高校入試問題も参照して、再度説明しました。
家庭学習で塾問題集を利用する際は、年表と地図関係の暗記練習用問題を繰り返すように指示しました。
戦国時代から江戸幕府成立期について、話題として、スペインとポルトガルの植民地政策について触れました。
秀吉の朝鮮出兵について、キリスト教国のアジア政策と武器貿易について、話題として簡単に触れました。
国語 詩「虹の足」について、榛名山についての記述がフィクションであることを取り上げ、作詩技法としての創作について触れました。
同じ学年配当の「アオスジアゲハとトカゲの卵」にもそのような点がありますが、話が本題から横にそれすぎてしまいますので、触れません。
教科書の予習をかねて読解問題を解く際に、意味があいまいな言葉を国語辞典で調べて確認しています。
調べた事と思いついたアイデアは、問題集の問題文の余白に書き込むように再度指示しました。
英語 clean up や get off などについて、clean や get の動詞としての意味と upや off の副詞としての意味を話題として、イメージが具体的にわくようにしました。
「イタリック体」や「固有名詞」という用語も紹介しました。
get to と go to の区別について、教科書は特に区別していませんが説明しました。
the third stop の the や、a good time の a について、学校では訳しませんが訳してみました。
公園と駅や鉄道路線など、定冠詞の the をつけない単語とつける単語がある事を話題としました。
名詞を代名詞に言い換える練習をしました。
英単語と代名詞を直接連想して記憶するよりも、まずは、英単語の意味からそれを指し示す日本語代名詞を想起して、それから英語代名詞を連想した方が、より短期間で英語代名詞を英語として活用できます。
その方法で練習しました。
数学 複雑な文字式の計算練習で、ケアレスミスを防ぐための補助的な書き込みの工夫に触れました。
どうしても、手っ取り早く暗算しがちです。
学年が進むにつれ、問題が難しくなるにつれ歯が立たなくなりますので、書き込みの工夫を繰り返し練習します。
文字式のエックスについて、書き方が小学校教科書に載せられています。
(HGS行書体のキリル文字のhaです、ここに載せられません) 以前はありませんでした。
さすがに、教科書で書き順を一つに指定してきましたので、教科書の書き方を説明します。
当面テストで採点基準とされることはないかとも思いますので、生徒さんが英語筆記体のエックスの書き方をしている場合、矯正することは差し控えます。(人によりケアレスミスが増えます)
個人的には、カイ二乗検定を利用する方さえあまりいらっしゃらないと思いますので、カイとエックスを区別する書き方を指定しなくてもよいかとも思います。
ネット相談コーナーのしたり顔の模範回答とは逆に、大学工学部の授業でもかなりの教官の方々が、英語筆記体の書き方をしています。
典型的な例はこれです。(マサチューセッツ工科大学の公開講座です)
ただしyoutubeにアップされている東大・慶大・筑波大等の教授の方々は、文部科学省の指針に従ってキリル文字筆記体のhaを書いています。
( 小学6年生は、英語文字エックスの筆記体とロシア語文字ハーの筆記体を学習していません。 eks を ha と書くことに違和感はわかず、特に問題は生じないと思います。)
以上、一部簡単にご参考までに。 (2015年5月12日)