--  お知らせ2015 --



睡眠と学習の関係について調べ始めました        (2015年10月18日)

朝練による早起きと成績の関係、就寝前の息抜きのゲームと成績の関係について考えたくて、睡眠と学習についての科学論文を調べ始めました。


ウィキペディア英語版で見当をつけて、米国国立医学図書館のパブメドグーグルスカラーで検索を始めました。
ここ数年日本のネットにも登場するパブメド、医師向けの日本語サイトは医師資格がありませんので利用できません。
仕方ありませんので本家を利用します。日本語に機械翻訳するサイトはあります(有料なので使用していません)


ウィキペディア英語版によれば、朝練でレム睡眠が少なくなると、暗記科目の成績には影響がありませんが、数学と理科の計算問題や英文法は成績が下がりそうです。
暗記科目も、複雑な記述式問題と資料分析問題には影響がありそうです。
寝る前のゲームは、その日に学習したことを、高度なことから順に忘れさせそうです。

運動能力についても同様で、簡単な内容のスポーツの練習と持久力養成には影響しませんが、高度な技術の習得には影響するようです。


青少年の学習と生活を工夫する際に参考になりそうな部分を、「雑談・塾長のつぶやき」コーナーに投稿します。
さすがに資料を読むのに時間がかかりますので、少し後になります。


それにしても、文法の学習への睡眠の影響を研究していたり、睡眠中の刺激による学習した知識の一般化や記憶促進について研究していたりと、自分の専門ではありませんので特に調べずにいましたら、ずいぶんと進んでいました。
驚きました。浦島太郎の心地です。

ネズミの実験ですが「レム睡眠中の遺伝子zif-268の発現が・・・」とかまで言われると、若くはない私にはSF(空想科学小説)に近いです。
                           (2015年10月18日)