--  お知らせ2016 --



【最近の研修から・・不得手なことを習得するプロセスの実体験】
                                (2016年10月16日)

仕事として長年学習塾をしていますと、学校の勉強は毎年の繰り返し事となります。
人生で初めてそれを勉強する塾生の方々の気持ちは、観察の対象となってしまいます。

自分にとって難しい内容を、初めて真剣に学習する際に抱く気持ちや、練習して記憶に定着するまでの、覚えては忘れてまた覚えるプロセス。
それを新たに体験すると、塾生の方々への指導に際して得るところがあると考えました。

そこで、大学で物理学を専攻する学生が、1年で学習する数学を勉強してみることにしました。

東大のある研究室が公開している教材が、そのたぐいの中では一番説明が明快でしたので、それを利用してこのような内容の計算を、しばらく前から練習しています。

はるか昔、大学で教養課程の教科としてすこしばかりしましたが、何分専攻が心理学だったため、理工系の方のようには学んでいません。
学生の時、方向微分が今ひとつわかりませんでしたので、そのあたりから始めました。

算数・数学が苦手な生徒さんの気持ちになって工夫できるように、また、特に好きでもないことを学習する際の注意点を再確認するために、実験として始めました。 (仕事のマンネリ対策とボケ防止にも良いようです。)
                          (2016年10月16日)