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英語リスニング練習に適切なヘッドフォン(ヘッドセット)は?
                         2021年5月30日





季節の変わり目、みなさんはお元気ですか?私は若いときから変わり目は苦手です。病気にはなりませんが意欲が減退して、ホームページの更新も遅れました。


塾をしているうちは日々研鑽(けんさん)と、時間を見つけては何かと調べたり学習しています。少しずつですが、視野が広がり内容も向上してきました。


英語リスニングも、塾を始めた当初は、英検やTOEFLの教材を利用しました。もう20年以上前の話ですが、幼稚園児の長男を連れて、旧高崎市立図書館にリスニング教材を借りに行きました。


     
           「高崎市立図書館の歩み」ミニ・デジタルアーカイブ



 ヘッドセット(ヘッドフォン)の周波数特性


思い出話はここまでにして、リスニング練習に適切なヘッドフォンについて。


3年前から保護者の方からのご要望で、オンライン授業を始めました。
そこで使っているヘッドセットをリスニングにも使用しています。一つは高音域が15,000ヘルツまで、もう一つは20,000ヘルツまでです。

          

    Sennheiser  PC3         Logicool  H540


音楽を聴くときはさすがに違いが気になっていました。リスニング学習では気にしていなかったのですが、YouTubeに載せられたニュースや談話や会議を、本気で聴き始めたところ、あまりにもの違いに驚きました。



 英語学習教材と実生活の違い 摩擦音と破裂音


英検教材をはじめとした、いわゆるリスニング学習教材では、どちらのヘッドセットでも聴き取れました。まあ、学習者向けにわかりやすく発音していますから、当然と言えば当然です。

限られた人生、どこまで行けるかと、学習教材ではない英語を、YouTubeを利用して聞き始めたところ・・・


すると、とにかく、最初はまったく聴き取れない部分があります。字幕がないと10分くりかえして聴いてもわからないとか。
最初は、高音域がカットされたヘッドセットが、疲れないので使用していました。


どうしても聴き取れないので、高音域がより広いものに変えたら、なんと、摩擦音と破裂音が別世界のように識別できます。聴き取れます。

  日本語にない音 機内アナウンス(PA) 英語発音講座  スチュワーデス塾



 お薦めの周波数特性


GIGAスクールの流れで、また、タブレット通信教育の普及で、ヘッドフォンとヘッドセットを利用して学習する機会が増えます。


ヘッドセットは20,000ヘルツは聴こえるものをお薦めします。


20,000ヘルツまでのもので聴き取った後に、15,000までのもので聴くと聴き取れますが、逆は必ずしもです。


なんの皮肉か、ゲーム用ヘッドセットの周波数特性が、値段は同価格帯として、英語リスニング練習に最適かもしれません。子どもので試しました。


              

                 Logicool  Astro-A10