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【最近の授業から( 中学生英語・指示待ちから自発へ )】  2017年9月11日

どの教科も、積極的な生徒さんは、家庭学習と塾で学習を進める中で、疑問な点を質問します。まずは自分で調べたり読んだりして考えて、数学ならば問題を解いてみようとします。


しかし中には、指示待ちで待機し、読んだり考えるでもなく教材を見つめている人もいます。なかなか平均点が取れない場合が大半です。

そのような時、昨年までは、こちらで説明をして、それをなぞって練習してもらいました。
英語では、フォニクスとスラッシュリーディングを取り入れていますが、こちらから説明して、それを書き留めたものを書き写しながら確認する作業に時間を当てました。


現在は、自分で調べて読み取って考える努力、を徹底しています。

たとえば、文法問題集を使用していますが、まず解いていただきます。学習途上ですから全部正解とはいきません。必ず間違えもあります。昨年までは、どこを間違えたかズバリ指摘していました。

現在は、「見直しの練習です」と言いながら、間違えを見つける練習をしています。小問が5から10あると、そのどれとは指摘しないで見直していただいています。
また、考える習慣に欠ける場合は、似た問題を見つけて答えを当てる癖をくずすために、文法の説明記述に照らし合わせて考える練習を徹底しています。

フォニックスとスラッシュリーディングも、まずは自分で考えてみていただいています。


いずれも、平均点以上で成績を上げようとしている生徒さんには、当然のことと思われるかもしれません。
上に書いたことも、昨年までは、平均点はとっている生徒さんにはしてきたことです。現在は、全員にやり方は少しずつ変えて徹底しています。

数学の学習でも、今までは教科書の記述を一緒に読みながら説明することがよくありましたが、まずは自分で読み取る努力を援助する指導方法に変えています。
国語の読解力もつくと思います。


一日の限られた時間内で進む範囲はせばまります。また、学校の宿題を塾でできなくなることもありますが、テストの得点と成績は上がります。