--  お知らせ2017 --



【最近の授業から(小・中学生)】                                        2017年11月17日

昨年度、授業での学習スタイルを変えましたが、引き続きその方向で進めています。  関連した過去記事へのリンクまとめ

小学生は、今年度は、特に苦手な生徒さんがいらっしゃいませんので、新島学園中等の私立中学受験の際にも使用する標準的な問題集を使用しています。

標準的な問題は、文章題を含めて自力で解けていますので、特に解き方を指示したりはしていません。
発展問題の難問についてわからない時に説明しています。


中学生は、2015年度まで、効率的な問題の解き方の段取りと練習方法を指示して、それを繰り返し練習することに時間をあてました。
その方法は、はじめは良い点をとれますが、学年が上がるにつれ成績が下がることがあります。(学力がすでに高い人にむいた学習方法です)

昨年度から、一人一人が、自分で考えて教科書を理解し、試行錯誤する中で問題の解き方に気づくように、ヒントと説明を工夫するスタイルに変えました。


一人一人が、まず、教科書や問題集の説明を熟読して問題を解きますから、進度には個人差があります。

学校ワークとプリントを終えてから塾問題集もほとんど終える人もいます。学校ワーク中心に、よくわからないところを塾問題集で練習する人もいます。教科書の理解にもっぱら時間をあてる人もいます。


家庭学習する力を伸ばすために、問題集の解答と解説を見て考えてから質問することや、一番効率的な覚え方と解き方以外で練習することも、許容しています。(小学生も)


すでに平均点はとっていて、そこから学力を高めようとしている生徒さんにはやりやすいようです。
各個人の考え方の個性や勉強の進め方の好みが(ノートのまとめ方などもふくめて)現れますので、遠回りになることもありますが、理解は早く進むようです。


平均点がなかなか難しい時は、いくつもの要因が重なって上達をさまたげています。学習方法についてカウンセリングが必要なこともあります。時間の関係で、数学か英語の学習に限られることもあります。
それでも、自分で考えて、まねでなく理解する練習を優先しています。
場合により、通級学級での対応と同様な配慮(数学英語)をしています。


昨年度中学校の教科書が改訂され、文部科学省の教育改革の流れにそって、中学校の定期テスト等の内容が変わったことへの対応です。