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【 英語が得意な人はフォニクスの規則を自分で見つけて利用している 】
                           2018年7月23日

フォニクスは、最近は、学校の教科主任になる先生のために、教職大学院で扱われたり、教科書会社のホームページには必ず関連記事が載せられています。
ウィキペディアには日本版にも英語版にもページがあります。
それによれば、英語を母語とする国々では、国が調査をしてその有効性が確かめられています。もちろん学校で教えています。

ところがなぜか、日本の公立中学の英語授業ではあまり扱われません

学友舎では、高崎に開設する以前から(20年近く前ですが)、フォニクスを取り入れていました。
有名な英語教室が取り入れていた事と、英語が得意な中学生が、教えられなくてもフォニクスと同じような考え方をしていた事が、取り入れた理由でした。

中には、 tape と tap の読み方について、tape は最後に e があるから二文字前のa はアルファベット読みして「エイ」と発音する、とその規則性に気付いていた人もいました。

どこまで考えているのか私も興味しんしんで 、right や one はどう考えたら良いですか、と面白半分に聞いてみたことがあります。
tape の読み方の規則性を「発見」した生徒さんは、「その規則を当てはめて速く言え」と私に言いました。すごい、君は歴史言語学者かと思いました。

さすがに、right について自説を述べる中学生はいませんでしたが、「息をずっと吐きながら長めに言ってみて」というと、「口と舌の動き方かな」と言う中学生はわりといました。

そんなこんなで、英語の学習にフォニクスを取り入れています。