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軽い雑談
・・車の思い出と元気なうちにもう一度乗ってみたいオートバイ
2020年11月9日
今年に入ってからシリアスな話題ばかり雑談コーナーに書き込みました。
さすがに疲れましたので、まったくの雑談の独り言を一つ。
つぶやきなので、ひさしぶりに少しばかり長いです。車とバイクに興味がない方は、つまらないと思います。
もうしばらくスピード違反もしていませんので、時効になった昔話です。
(若い方へ、道路交通法違反は刑事罰です、他の人に迷惑をかけないように楽しんでください。
同乗者がいるときはスピードは控えめに、リスクはご自分だけに。)
●
40歳を過ぎたころから、運動神経の衰えを自覚して、車を運転するときは原則、法定速度+10キロの世間の良識に合わせてきました。
それであおられるのが嫌なこともあり、あおる人があきらめるような、重そうな四駆のオフローダーを2台乗り継ぎました。勝手に抜いていくので快適でした。ここ数年は、時代遅れの後部ドアの予備タイヤのせいか、よっぽどな方でないとあおるのをあきらめました。
webCG
まあ、いざという時のために、
つい先日まで13年間乗っていた四駆
は、購入前の試乗でアウトバーン仕様かどうかは確かめました。
見かけによらず0−100加速は8秒台でした。『スポーツモード』スイッチが付いていました??
スズキの開発者の言によれば、当時のBMWのX3より高性能にしたとのこと。
嘘か本当かは知りませんが、凍結した高速のランプであおってきたX5を先に行かせて試したところ、こちらは何も起きませんでしたが、トラクションコントロールが作動してあわやガードレールに、でした。
●
BMWの高級車にノンブレーキ時速50キロとかで側突され、残念ながら廃車になりました。
エンジン縦置きで前後重量配分が50対50でしたので、コーナリング速度の限界は見かけからは想像できませんでした。重かったですけれど。
●
若くて独身の時は、私だけではないかと思いますが、かなりスピードを出しました。
学生の時はオフロードバイクが好きでした。
仁和寺北側のけもの道
がトライアルバイクコースになっていました。
モノショックになったばかりのトレイル
でよく上り下りしました。
北山の未舗装林道はかっこうなコースでした。
今は懐かしい出町柳駅の夜景
京都の町は、裏道に入ると階段がたくさんあります。2ストロークのオフロードバイクは便利でした。
モノショック・サスペンションの前は
こんな形でした
これは4ストロークです
5,000円の月賦でフルサイズのオフロードバイクが買える時代でした。
●
車にはまったく興味がありませんでしたが、社会人になるにあたり免許を取らないわけにもいきません。いやいや取りました。
特に乗りたくもなかったので、自分の車を買ったのはなんと31歳の時でした。
この車でした。
まあ、車の選び方に自覚しない自分が現れるのかもしれません。
Hondaサイト
今どきの車からしたら、軽自動車並みの軽さで、走る棺桶でした。(私の車はホワイトでした。)
●
サスペンションが4輪ダブルウィッシューボーンで、当時としては異色のスラントノーズ。
この頃ほとんどの車は、時速100キロを超えると「キンコンキンコン」と場違いの警告鈴が鳴りました。シビックは戦争映画に出てくる戦闘機の警告音のような、アレンジされた小さな電子ブザー音で、雰囲気を演出していました。
どこで売るつもりの車か、と思いましたが、160キロを超えると空力で路面にへばりつきハンドルは重くなりました。しかし、ブレーキはほとんどエンブレしか効きませんでした。
●
当時メーターのスケールは、国産スポーツカーでも180キロまででした。グランドシビックは195キロまで刻んでありました。
そんなに出ないくせにと思うと、確かめたくなるのが独身の若気の至りです。下り坂ではメーターを振り切り、タイヤのブロックが不可逆的に熱変形しました。
リミッターは作動しませんでした。
ある時、前方が全車線とも詰まっていたため、安全な間隔を取ってすくのを待っていたところ、150キロで1メートル近くまであおってきた当時の
2代目RX7
がいました。
Mortor-Fan.jp
若くて無謀でしたから、どちらが速いか試してみました。
170以上での連続下りコーナで、ミラーから消え去ったような記憶が。
(夢かもしれません。その方はサングラスをかけた女性でした。ルームミラーにあおっているときの得意げな顔がくっきりとうつっていました。「どけ」と怒鳴っていたような)
●
結婚して、万が一の事故の際に衝突安全性能が良い車を探しました。
それがこれです。
今はこんな評論家はいませんが、当時、事実を語る車評論家に三本和彦さんがいらっしゃいました。
彼の番組を見て納得していましたから
、おとなしくて優しいというアイデンティティは、事実ですが、ユング心理学的には影を形成するようです。
若いと
こんなこともしてみたくなりました
。
何はともあれ、トヨタの「プリウスミサイル」のデザインは、マツダから移籍した方の作品かもしれません。
●
しかしこれはよくあおられました。30年前にこの姿でしたから、法定速度プラス10で走っていると、だいぶ目ざわりだったかもしれません。値段は100万円台でした。売れずに会社存続の危機に陥りましたが、キャッチフレーズが好きでした。「誠実技術」・・・・今でもうけませんね。お金持ち相手に転換したようです。
YouTube
『
1994 Mazda Lantis Type G
』
●
ポルシェから技術提供されたV6エンジンは7千回転以上回りました。低速トルクはなく、発進加速は踏み込まないと穏やかでした。160キロでブレーキを強く踏んでもこんにゃく踊りしませんでした。アウトバーン仕様でした。踏み加減に応じて減速したから立派です。
160から170では、体感速度は、国道を60キロで走っているのと大して変わりませんでした。後でネットで知りましたが、最高速度は230キロ超えだったようです。リミッターが作動しましたので、残念ながらそれは体験していません。
●
ハンドルの反力と切り具合と腰回りの感覚から、車の挙動が感じ取られて乗りやすかったですが、後輪の可変トウコントロールは、
恵那山トンネル前後の高速の下りカーブで、
回り込むのが感じられ少しばかり怖かったです。
ハンドルを切ると、ボディが4つのタイヤをコントロールしている様子が、立体的に感じ取られました。変形しない鉄の枠組みが、傾きながらタイヤに働きかけている感覚です。
●
なぜか氷雪性能が良く、
家族でスキーの行き帰りに、氷雪路でスバルのターボ四駆に良くあおられました。大概のスバル車は、コーナーで加速してあげると反対車線へ四輪ドリフトしていました。(
ランティスとWRX、ウエットサーキット
)
ランサーエボリューションより凍結路のブレーキが利くと安心していたら、スキーの帰りに多重玉突き事故に参加しました。100メートルくらい止まらずに滑走しました。
幼かった長男は、トラウマになったらしく、しばらくの間おもちゃの自動車でズズズードカンと遊んでいました。
●
ランティスも9万キロ10年乗りました。子供が二人になり、スキーや山へ行きましたので、汚れたり傷がついても気にならない車、ということで
次はこの車になりました。
webCG
小さくて取り回しが楽で河原遊びやスキーには便利でした。
意外と山道でのコーナリング限界は高く、スキーの帰りに、
CRX
にあおられた前を走っていた同型車があおり返したので、限界はどんなものだとついていったところ、CRXは引き離せませんでした。
しかし劣化が早く、8万キロくらいで高速のランプに侵入するのも方向が定まらずヒヤヒヤ物。雑誌の評判とは裏腹に、後輪駆動で走っていると、雨上がりの国道でフル加速すると後輪がスライドしました。
●
車検のためにディーラーに乗り付けたところ、決算で新型を1台売らなくてはと困っていた店長さんが、9万キロ超えの車を下取り100万円、と持ち掛けたため、先日まで13年13万キロ乗っていた新型に買い変えました。
当時、ロシアにその値段で売れたそうです。きれいだったので、多分2万キロとか言っても通じたと思いますから、そこから先はおそロシアかもしれません。
●
「新型」は、まだ4年くらい17万キロまでは乗ろうと、ダンパーをはじめ不具合が出た部品を変えていたのですが、BMWに側突されあえなく廃車。いろんな思い出がありましたので、残念でした。
寒くて凍結した所へよく行きました
氷点下16度とかもありました
事故車をレッカー車でいつものディーラーに運んだところ、廃車決定。
頑丈なことが取りえの車でしたが、センターピラーが5センチほど内側に曲がりました。車高の低いBМWの車台をフロアーで受け止めたらしく、フロアーの端も同じくらいつぶれていました。
50キロノーブレーキとはまるで側面衝突試験でした。
●
そこにまたちょうど、決算期で売れ残って、店長さんが困っていたのが、
今のこの車です。
webCG
不人気で日本向けは生産中止になり、もう販売されていません。
ところが、ディラーに室内展示されていた在庫の1台にかみさんが一目ぼれ。結局、事故車にかけてあった車両保険を頭金にして購入する羽目になりました。
●
トルクウエイトレシオから推測すると、軽自動車より発進加速が遅くなると思い、小さなハッチバックにしようと言ったのですが、子供の自転車が載せられないとか雪道でとかで決定。
実際納車されて乗ったところ、交差点の発進で軽自動車に引き離されました。
ここ近辺の交差点で発進加速がとろい スズキ S-cross は多分私です。お急ぎの方にはご迷惑をおかけいたします。
●
かみさんから、買い物等必要な件以外では運転禁止令が出たため、試せていませんが、カー雑誌は加速性能のほかについてはべた褒めしていました。
そんなこと嘘だろうと思うと、いつもの通り試してみたくなります。周囲の状況から安全を確認したうえで、交差点の右左折に突っ込んでみました。また、18号でレーンチェンジをしてみました。・・「ウっ、嘘だろう・・・」、「なんだこれ・・」。
トヨタやスバルについては誉め言葉しか書かない車評論家の解説は、スズキに関してはおべんちゃらではないようです。
(4WDで走った時です。FFは60キロ以下ではチューニングがなされていないのかと、たるいだけです。60キロ前後はスノーモードでチューニングかと。
スポーツモードは日本の制限速度では多分チューニングしてないです。スズキのカタログは、「トラクションコントロールの介入を制御して」と間接的に表現していますが、つまり通常それが作動するようなスピードと走り方で、ESCのブレーキ制御トルクベクタリングが作動しないように、チューニングしてあるようです。
なんと言いますか、通常の制御アルゴリズムと逆です。
とりあえず、普通でない状況になると、ばけの皮がはがれる車は大好きです。)
●
運転禁止令が解けたあかつきには、山間部のすいた道で試してみます。
デザインはよくこんなかっこ悪いものを作ったな、と思いますが、走る道具としてはかなりまともなような気がします。
60キロ出ていれば、乗り心地が良いのに、ハンドル操作にリニアに反応して、タイムラグなく向きが変わります。それより低速ではもたつきます。
今まで乗った車の中で一番乗り心地がソフトなのに、ロールが一番少ない。
なんなんでしょうか、この車。
多分、
設定常用速度
が高いのだとおもいます・・・?
(外車と高級車は運転したことがありませんので、こう思うのかもしれません)
(
『JAF ヨーロッパ各国の最高速度』
)
●
とりあえず、デザインはまったく趣味ではありません。加速は二の次の私には向いているのかもしれません。
(ディーラーで
スイフトスポーツの1.4ターボ
も貸してもらい、お好きなようにと言われたので、ほかに車がいない道で、アクセルペダルべた踏みも試しました。確かに加速はよかったですが、何回か試して飽きました。推測ですが、あれはサーキットや高速道路以外を、リミッター直前で走っても、ハンドルがコントロールできるようなサスペンションセッティングです。
100キロでカーブを回るとかは試していません。ハンドリングと挙動変化は、最近の流れで、誰が操作しても挙動差が最小になるようにセッティングされているのかなと思いました。
フル加速は、明らかに、誰がべた踏みしてもパニックにならない、加減に抑えた安全志向でした。
軽自動車の車重に2.4リットルエンジンのトルクがあったら、そうするしかないですね。)
●
車について長々と書きましたが、道具としての使いがっての他は、車には特に興味がありません。
生きているうちにもう一度乗りたいのは、2ストロークのオフロードバイクです。
子供が「不良」化したらいやだと思い、結婚してから乗っていません。
しかし、
これには乗ってみたい。
これなら足も届きます。私が高校生の頃のバイクです。
globalsuzuki サイト
20歳の頃はすでに旧式になっていましたが、
この性能があれば楽しめます。
ユーチューブビデオ1分20秒の走りがオフロードバイクの醍醐味です。
グローバルスズキのサイトにはまだ掲載されています。骨董バイクとかシーラカンスとか呼ばれています。
いやはやお金持ちならばすぐ買うのですが、そうはいかないところが歯がゆいところです。
●
しかし、こんなバイクに乗っていたら、不良と思われますね。今時、下手な
暴走族のオートバイよりうるさくて、
2ストロークオイルの白煙を吐いて汚いです。でも、魅力的です。
生きているならもう一度乗って、ウイリーで水たまりをかわしてみたい。
2ストローク・オフロードバイクは、最高速度はたかが知れています。低速でフルスロットルしたとき、人によってはパニックに陥るような加速が魅力です。
交差点の右折でフルスロットルして、前輪が浮いたまま右折したことがあります。そうなっても方向が決まるように作られています。
●
いつの間にか、オフロードオートバイも車も、日本より東南アジアや南米のほうが、高性能の新製品が販売されるようになりました。
20代のころ、ホンダもスズキも国内用は輸出用より性能が高く、東南アジアには一世代前の旧型製品を輸出していました。
隔世の感があります。さてこれからどうなるのでしょうか?
YouTubeとSNSで、車とオートバイについて調べると、高性能な新製品が氾濫する東南アジアや南米や中国。
Sx4 Scross は日本では人気がなくほとんど売れなかったため、国内販売が終了しました。
●
日本とロシア、そして南米とアフリカの一部だけ、旧型の自然吸気エンジンなのは、なぜなのでしょうか?
単にグローバルな規模での在庫処分でしょうか。確かに、ターボエンジンののっぺりとした載せられ感とはまた別な、操作する楽しみはあります。
なんといいますか、一番最初に買ったシビックの他は、海外で売れても国内では売れず、カタログ落ちした車ばかり乗ってきました。値段と性能を考えると掘り出し物があるのは確かです。
●
ネットの情報からですが、エコ・モードとスポーツ・モードで0−100加速が2秒から3秒違う車って何なのでしょうか。
マイナーチェンジ前の前期型は代車でしばらく乗りました。
電子制御されたあの非現実的なコーナリング感覚。
年寄りの経験からはありえないスピードと回り方でした。現実に適応しないといけませんね。
(
YouTube スズキ ALL GRIP SX4 S-CROSS
)
タックインやコーナリングブレーキで、横Gを利用して加速して回る、カービングスキーのような操作が好きですが、スイフトRSのチューニング変化を見ても、スズキも欧州車のトレンド、ハンドを切ればアクセル操作に関係なく切った方向に回る、にあわせてきているようです。
つまらないと言えばつまりません。
電子制御のために、スノーモードで走っていると、思い切りキックダウンしても、一瞬エンジントルクが抑えられ、エンジンは回りますが加速は穏やかです。雪の上と判断しているらしく、ECUの制御アルゴリズムを推測する楽しさはあります。(本当は、車側の制御は何もない、自分が働きかけた結果がそのまま動きに出る車が信頼できます。そんな原始人ご用達はもうありませんね。)
●
運転禁止令に従って、まだ試していませんが、
後期型もこうであることを期待しています。
●
ロシアではこんなきれいなイメージビデオで
宣伝していますが、
実際の使われ方はこちらが近いようです。
1.4ターボ車なのでサスペンションは違うかもしれません。
それにしてもこの方、派手にサイドブレーキを使っていますね。スズキの四駆は雪上コーナーでアクセルを強めに踏めば、後輪が前輪と平行になるまでテールスライドすると思います。
後輪デフの鉄製プロテクターはありませんし、排気管はトヨタ車のように垂れ下がっています。酷な走行は想定していないのが明らかで、すぐ壊れます。
ランティスのサイドブレーキはそれを見込んでコントロールしやすいようにディスクでしたが、Sクロスは見たところドラムです。
●
こんなプロモーションビデオを作っても、
日本ではほとんど売れなかった前期型。代車で白の車をしばらく乗りました。写真写りが悪いです。実物はこれがスズキかと思うくらい上品でかっこよか
ったです。
しかし、それでも売れなかった。宣伝とブランドイメージの効果はすごいですね。学友舎と重ねてしまうわたくしでした。
●
イタリアではこんな雪上試乗会が開催されました。
日本では?
●
最後にLEDヘッドライトについて、
S-cross 雨の日の LED ヘッドライトは恐怖です。
40年前のハロゲンライトより見えません。
センターライン等の白線がかすかにしか判別できなくなります。歩行者も。
街灯のある街中では、点灯していないのとほとんど変わりません。
13年物のディスチャージライトの方がずっとよく見えます。
これって雪が降ったらすさまじいでしょうね。
フォグランプとウインカーが LED でない理由がわかったような気がします。
本当に恐ろしかったです。
LED ライトは白くて見ばえが良いですが、肝心な時に暗くて見えません。
ネットの嘘八百の書き込みにご用心。
ディスチャージライトに交換しようとしましたが、キットは販売されていませんでした。