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【小中学校の授業・(定期)テスト・高校入試問題の最近の動向と、文部科学省
 が進める教育政策】                  2017年 3月 9日



2015年秋から、小中学生の学習の仕方を、国の教育政策の変化に合わせて改善するため工夫してきました。教育政策の流れにそって小中学校のテスト問題がここ数年変わっています。それに合わせて、学友舎も学習の仕方をいくつか変更してきました。

塾の授業時間に教科書を調べて問題集を解いていますが、その学習方法は効率が悪いため以前は塾でしませんでした。多少回り道になりますが、自分で読んで調べて考える作業の中で身につく力が、最近のテストとこれからの入学試験で問われます。そのことを考慮した結果です。


文部科学省のサイトには、大学教育と高校教育の「改革」について審議報告が資料として公開されています。教科別に試験問題を作成する際の手引きがいくつか例示されています。

いくつかの中学の定期テスト問題を比較すると、同じテーマの新傾向問題が見受けられます。教育委員会が実施する研修等で、教育政策の流れにそった手引きが示され、それを参考にして、個々の先生が問題を作成していると思われます。


昨年から中学のテスト問題を検討する際に文部科学省の資料を参考にしてきました。その中に試験問題の作成方法について具体的に解説しているページがあります。そこへのリンクをいくつか載せてみます。(すべてpdf)

文書は高校と大学入試を対象にしていますが、ここ数年の中学校の定期テストはまさにそれそのものです。新しい入試制度にあまり関係がない高校生を飛び越して、小中学校から先行して試行されているようです。



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