--  お知らせ2015 --
 



小学生と中学生の、週当たりの出席回数と学習教科数について
の説明を改めました。                  (2015年9月5日)

「ゆとり教育」が終わり教科書が難しくなりました。
小学校の算数にいたっては、教科書に書かれた項目が増え、それによるページ数増をおさえるために、説明が簡略化され基本問題が減らされる、という妙なことになりました。 
それとともに学校での学習内容が増えました。

中学校の定期テストは、「ゆとり教育」期間は、平均点が80点以上になるような比較的やさしい問題でしたが、現在は、平均点が60点台になるように工夫されています。


以前の感覚で学習に必要な時間を考えていると、現実にそぐわなくなりました。
指導上の責任をより明確にするためにも、週当たりの出席回数と学習可能教科数について、ホームページの説明を改めました。


学友舎としましては、多教科を広く浅く一通り学習するのではなく、くりかえし練習の時間を確保しながら、確実に学力を高めることをお勧めします。

月謝設定に変更はありませんが、小学生は学研と公文、中学生は大手を含む他塾一般と比較してご検討ください。
(週2日が標準的な出席回数になっています)


学友舎では、小学生の方につきましては、週1日で学研・公文等の週2日と同等かそれ以上の成果をあげてきたと自負していますが、教科書で扱う内容の増加に伴い、時間的にきつくなっているというのが、率直なところです。

中学生につきましては、週一日で定期テスト前の追加出席無料、という塾もあるそうですが、常識的に考えまして、小学生の2教科でもぎりぎり何とかのところを、中学生が学校の進度に合わせて複数教科を学習することは無理です。(高学力の方は例外です)
緊急避難用の選択肢ではないでしょうか。

また、定期テスト直前に詰め込んだ知識は、テスト後簡単に記憶から去ります。
学友舎での経験では、テスト直前の対策が功を奏して数学で学年一位の得点をとっても、1か月後に同じ問題を復習したところ9割できなかったケースがありました。
これは推測ではなく事実です。

定期テスト直前のつめこみを重ねていますと、確実に、3年生になった時に、範囲が広い確認テストや模擬試験で得点できなくなります。
                            (2015年9月5日)

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