--  お知らせ2015 --
 



暖房関連のお願い (@座布団とA服装の件)       (2015年10月13日)

@座布団は持参してください。
実は、数年前、10月からすべての椅子に座布団をかけました。
なかなか良い感じだと心の中でにんまりしていたのですが、問題が一つ生じました。

香りマイクロカプセル入り洗剤なるものが売り出されて、塾生さんのご家庭でも使用され始めました。
普通の香料入り洗剤ではなく、香りのカプセルが残留して持続的に香り分子を放出するというあの洗剤です。

かなり強烈で、座布団を毎日洗濯することになりました。

(化学物質に対しては生理学的感受性に個人差があります。
塾生さんの中には、化学合成物質の香りに違和感を感じて、気分が悪くなったという方がいらっしゃいました)

毎日洗濯機で洗濯していたのですが、座布団は1か月で擦り切れました。
仕方なく座布団は塾としては用意しないことにしました。

座布団が必要な方はご持参ください。

香りカプセル入り洗剤をご使用されている際は、フロアマットにも消えない香りが付着し、授業後、特別な消臭処置を実施しています。
着席位置を指定させていただきます。ご協力お願いいたします。


A秋から冬の服装と室温設定についてのお願い
昨年度まで、真冬でも短パンとTシャツで過ごせる室温設定でした。
雪が降りましても、短パンで靴下をはかずに元気な方がかなりいらっしゃいましたので、一番薄着の方々に合わせていました。

教室はログハウス2階のため、部屋の形状も手伝い、はだしと短パンの足元が寒くないようにしますと、上半身が暑くなります。
サーキュレーターで空気を循環させても、勉強するには室温が高くて眠気をもよおしがちです。

各椅子の下には、はだしで来る方々のために小型のマットが敷いてありますが、靴下は履いてきてください。
学校や公立施設と同等の室温設定にいたします。
長袖・長ズボン・冬用靴下、外気温によりましてはセーター等、秋から冬の服装でお越しください。

ご協力よろしくお願いいたします。

小学生のみなさんは、多少暖かめに暖房していましても、履いてきた靴下を脱いだり、セーター等を脱いで半袖Tシャツになったりしませんから、中学生よりも少し高めの室温設定にします。

中学生のみなさんは、温度変化に対しての暑さ寒さの感覚順応について学校で学習していません。

教室に入ってきた時は、外気温に比べて多少「暑く」感じますが、5分ほどすわって勉強していると体が慣れて体感温度が変わり「寒く」感じはじめます。

また、勉強に集中し始めると、自律神経の反射的働きで血液が脳にたくさん送られます。
すると手足と躯幹の血流量が減ります。発熱量が下がりますので、室温が下がったように感じ始めます。

中学生のみなさんはこれについて学校で教えられませんので、入室すると靴下や上着を脱ぎ始め、しばらくすると寒くなりトイレに駆け込む、と言うパターンをくり返しがちです。

以前は、中学生の皆さんの温順応に合わせて、室温を調節していましたが、冬季は、靴下を脱がずに半袖Tシャツにならずに、入室した際の服装で勉強できる室温設定にいたします。(コート類は除きます)

よろしくお願いいたします。

最近は、温度感覚と温度変化への適応力について、個人のミトコンドリアの遺伝子的差異が研究されるなど、素人の私にはSFの世界です。
                                 (2015年10月13日)