--  お知らせ2016 --



【高崎市公立中学校のフォニクス指導・・・後日談】   (2016年5月27日)

 中学校で1年生に英語フォニックスの学習をどのように進めるのか、興味深
 く生徒さんからその様子を聞いてきました。

 学校により教材も違うのですが、フォニックスを徹底して単語の読みと書き
 を指導しているのではないようです。


 この時期にフォニクスを徹底しますと、これ以後の英語学習がたやすくなり
 ます。
 学友舎では、新出単語すべてについてフォニックスの観点から説明し練習し
 ています。
 小・中学生には混乱しやすい発音記号の代わりに、英音と対応付けたカタカ
 ナを使用してフォニックスを練習するなど、独自の工夫を加えています。

 発音記号の暗記練習はそれとしてはしていませんが、カタカナを利用したフ
 ォニックスの練習の中で、発音記号も自然に覚えてしまうようです。

 ご希望の方には、小学校6年生で少しずつ(毎回か隔回に15分ほど数か月)
 フォニックスの練習をします。
 中学入学時には、読み書きに特に困らなくなっていることがほとんどです。


 フォニックスについてはお知らせのこの記事もご参考ください。
                           (2016年5月27日)

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10年ほど前までは、フォニックスは英語教室と塾の専売品の感がありました。
ちかごろは公立学校と教育関係の学会でもさかんに取り上げられています。高
崎市の公立学校に浸透するのも間近でしょうか。

音声中心のフォニックス指導:公立小学校高学年での文字導入の試み
                      東仁美 聖学院大学準教授
次の方はフォニックスと英語学習について本も出版されている在野の方です
が、なぜ論文が英文なのでしょうか?
日本の中学校英語授業におけるフォニックス指導の実践
                     武田千代城 八幡浜高校教諭