-- お知らせ2016 --
【中学3年生の緊急時の追加出席について】 (2016年11月11日)
受験も間近になったこのころ、中学3年生は、中学生なりに腹をくくって、志望校めざして学習時間が増えていきます。
第一志望校に合格絶対安全圏の高校を選ぶ方はまれですので、多少はらはらしながら、不安を打ち消すように、勉強時間が増します。
今年度4名の3年生の方々も、志望校めざして真剣さの度合いが増してきた事と思います。
まれに、不安に耐え切れず、志望校を絶対安全圏に変更し、勉強に手がつかなくなることがあります。
学友舎では、公立高校後期試験の願書提出直前までは、第一志望校を絶対安全圏の高校にすることは避けるようにお勧めしています。
絶対安全圏に変えると、安心して、手抜きが生じ、確実に、例外なく、努力しなくなります。
その結果、通例、安全圏だったはずの高校にぎりぎりのラインまで学力が低下します。
受験が迫るにつれ、不安になり、家庭学習に手がつかず自分の部屋でぼーっとしたり、ゲームやラインや読書に気を紛らわすこともあります。
クラブ活動がなくなり、運動不足となり、就寝時間が乱れることもあります。数か月にわたる慢性の睡眠不足から、ある時突然、自律神経系のリズムが破たんして、意欲全般が低下し、それまでとは別人のようになることもあります。
睡眠相後退症候群に陥りやすくなります。それが誘因となって自律神経が失調気味になることがあります。
中学生とはいえ子供ですから、まれに不安に打ち勝てず、一人では勉強に手をつけられなくなることがあります。
また、生活リズムの乱れを自分だけでは立て直せないこともあります。
そのような時は、あと数か月ですので、学友舎へ出席して学習を進めてください。
費用は、3年生で週3日の方は、追加1日につき1000円です。
万が一、受験が迫るにつれ家庭学習に手が付けられなくなった場合は、ご検討ください。
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就眠時間を含めた生活リズムの乱れと学習能力との直接的な関係は、学校
教育関係ではあまり取り上げられませんが、専門家の間では、先端的研究
分野として論議されています。
夜更かしが続くと、学習能力は低下するようです。
目にすることのない話題ですので、勉強に関係したサイトと研究へのリン
クを載せてみます。
睡眠と記憶について/基本的な睡眠とは
甲南大学知能情報学部 前田准教授
睡眠不足症候群
兵庫県立リハビリテーション中央病院 子供の睡眠と発達医療センター
残念ながら国内の研究論文は検索できませんでした。関心がおありの方
は、グーグル翻訳等を利用ください。どんなことが話題になっているか
わかります。
睡眠と自律神経系のリズムの乱れがホルモンと代謝に及ぼす影響
疲労、自律神経失調、睡眠リズム障害の関係
ホルモン分泌レベルと大学生の認知能力・数学能力との関係
ホルモンの記憶と認知機能への影響
睡眠中のホルモン活動と睡眠相変化との関連を分析する新しい方法
脳の発達と機能における甲状腺ホルモン
甲状腺機能低下と結びついた言語記憶の欠損
甲状腺機能障害とワーキング・メモリーおよび実行機能の関係
(2016年11月11日)