-- お知らせ2016 --
【中学高校生 英和辞典について(学習英和辞典かgoogle・Weblio辞典か?)】
(2016年11月27日)
中学生と高校生が英語学習(特に予習)にgoogle翻訳とWeblio辞典を使用することが増えているようです。
高校生については、5年ほど前からgoogle翻訳を使って授業の予習をするという話を耳にしていました。
(スマートフォンを使用して、教えて!gooやYahoo知恵袋で検索をかけた
り、果ては教科書の訳文サイトまであります。教科書ガイドの購入を禁止
している高校もありますが、どちらが勉強になるのでしょうか?)
google翻訳が改善されたと宣伝されていましたので、試しに高校の教科書の英文を翻訳してみました。相変わらずでした。
スマートフォンを利用すると簡単に利用できますが、学習効果はいかがなものでしょうか。
google翻訳もWeblio辞典も、中学生と高校生を主な対象とはしていません。
ターゲットは、大学生と社会人のようです。
したがって見出し語の配列と説明内容は、中学と高校の教科書に準じてはいません。
それに対して、学習用の英和辞典は、教科書に出てくる単語と慣用句を調べて、それに合わせて編集されています。
高校生がスマートフォンのgoogle翻訳で調べる単語と同じものを、私も塾備品の高校生向け学習英和辞典で調べてみました。
学習英和辞典の方が、意外と早く、教科書に使用されている語句にたどり着けました。
中学生と高校生は、ペーパーか電子かを問わず、学年に合わせた学習英和辞典の使用をお薦めします。
中高6年間、あるいは高校3年間の学習期間を考えますと、google翻訳等を利用したのとで、だいぶ学力差が開くと思われます。
旺文社や学研から出版されています。研究社の英和辞典は英語通の方には人気がありますが、学校教科書の学習用としてはどうかと思われる方がいらっしゃるかもしれません。
旺文社 中学生用 高校生用 学研 中学生用 高校生用
(2016年11月27日)